我は如何にしてレズビアンとなりしか-12

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登場人物:最初の彼女=エス、三人目の彼女=Oちゃん
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Oちゃんとは、遠距離恋愛だったので、友達と遊ぶ時間がかなり多く、
私は交友関係を色々な方向に広げていました。
そして友達の中で、レズビアンやバイセクシャルの友達の比率が、
人数、過ごす時間、共に増えつつありました。
特にOちゃんを紹介してくれた友人とは、週一のペースで、つるんで
ご飯に行ったり、遊びに行っていました。

友人に紹介されてWomen Onlyのバーにちょこちょこと通い始めたのもあり、
友達ではない、セクマイの知り合いもじわじわと増えていきました。

Oちゃんは、家族にカムアウトをしている人で、
彼女の家族、両親や兄弟に紹介してもらい、暖かく迎えてもらい、
彼らと交流している中、私の中に次第に、社会的な繋がりとしての
カップルという意識がうまれはじめます。


それまで私は、恋愛は個人的で内面的なことで、親にいう必要はない、
関係がない、と、思っているフシがありました。

エスと付き合っている時に、家族に話すことを考えたのは、
親の管理下で自由が制限される中で、黙っていることに、
フラストレーションがたまっていたに過ぎませんでした。

そのイメージは、家族との関係を強化する為のカムアウト、ではなく、
断絶する為のカムアウトに、限りなく近かった。

しかし、私が社会人になって二年目に家を出たことで、親との関係は
おおむね良好になり、自由な時間の使い方が出来るようになっていたことで、
カムアウトをしようという思いは弱まり、親には、ヨコは「負け犬」なのだと、
今流行りの稼得能力がある為、結婚に価値を見いだせず、
独身でい続ける人なのだと、思ってもらおうと思っていました。


けれど、家族は、離れようが家族です。
家族は、将来にわたり、否応なしに生き方が影響し合う関係です。
今後、親や自分の健康問題、介護の問題、家の問題、相続の問題、
色々と出てくるでしょう。

私がシングルであること、即ち、私だけの選択で、住む場所やキャリアを
検討できる状態であること(要は親を優先することが可能なこと)と、
私が私自身の家族、パートナーを持っている、即ち、私の生き方の選択に、
親よりも、優先的に、大きな影響を与え合いうる相手がいることは、
全然、違います。

こうしてようやく、私は、自分の性的指向と、人生を、リンクして
考え始めることになります。

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性的指向とは、誰とちゅーしたいかだけじゃなく、誰と人生の中で
一蓮托生になるかってことなんだって、遅ればせながら気付いたってことです。

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コメント

1 ■しっかりシンパシーを

感じてしまいました。

でも、カムアウトのご利用は消費者金融計画的に。。

私自身は今オープンリーだけど、受容に至るまでの過程の壮絶さを振り返るとね(涙~

あとはヨコさんの考え方に至る人もいるけど、パートナーのオープンさがパートナーのプレッシャーになる場合も多々あるから。

ケースバイケース、TPO=素敵なタイミングで、ですよ~
  • 2010-12-30 00:51
  • URL
  • 一昨日の料理人が #79D/WHSg
  • Edit

2 ■そうなの!

>一昨日の料理人さん
もう、料理人ってハンドルでいいんじゃないかしら(笑。

それはそれとして。

そうなんだよねー!
自分がオープンであることが、相手にプレッシャーをかけるってのは、よーくわかる。
というのも、私は前の彼女や前々の彼女の時、いつもそれでちょっとした引け目を感じてたから…。

「正しいと思ってること」が、一番すぐに凶器になるから気をつけないとね。ありがとう!
  • 2011-01-01 17:11
  • URL
  • ヨコ #79D/WHSg
  • Edit

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ヨコ

Author:ヨコ
どたばた働き、美味しいご飯をぱくぱく食べ、5歳上の彼女とのお付き合いはのんびりまったり、一緒に楽しく暮らしております。

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