我は如何にしてレズビアンとなりしか-10

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社会人になり、私は「男性社会」の激しいカルチャーショックを
受けることになります。


中高の女子校に殆ど男性がいなかったのは、勿論ですが、
大学時代も私の周りにいる男性たちは、あまり男性ジェンダーを、
感じさせない人が多かったのですが、私が入ったのは、
ベンチャーの空気を残した、イケイケの営業会社。

同期の多くは「男性」っていうか「男」!
自分が男であり、男として扱われることに疑いも迷いもなく、
今までの人生を邁進してきたんだろうなあと感じさせる人ばかり。

そして、私はこれまでになく、自分が「女」であることを
ことあるごとに思い知らされることになります。

つまらないところでは、カラオケで歌う曲から、
(まさか男性の曲ばかり歌うことを、何か言及されるなんて
 思いもしなかったのですよ。。。)
恋愛観の話、そして人生設計の話などなどで。


私の会社は、「女」だから何か仕事をもらえないとか、差別されるとか、
そういうことは別段ないところですが、とにかく「女性」として扱われます。
この「性別」のラベルがべったりとくっついた状態で扱われる、ということは、
私には本当にカルチャーショック以外の何者でもありませんでした。


そんな環境の中で、私はじわじわと、恋愛要素として、
今まで性別をあまり勘案せずにこれたのは、「ジェンダー」を
あまり感じずに、生きてきたからだったことに、気付いていきます。

要は、私はどっかで、性別とは体がどういう形をしているかだけだと、
思っていたんですね。

そりゃ、気持ちが動く要素として、どうでもいいだろってなもんです。
ましてや私の好みは、中性的な雰囲気の人。ますます「形」はどちらでもいいわけです。

けれど、多くの「男」である「男性」に会い、「女」である「女性」として、
扱われることで、私は、思わざるをえませんでした。

女性であるということ、そして、男性である、ということで、
それぞれの性別ごとに、生まれつき違うものを、(人による差は
ものすごく多大であるものの)何かしら、もっている。
そして、その性として扱われ、その性として思い、生きてきた軌跡の中で、
内在化していくものも多くある、と。



うーん、ちょっと難しく書きすぎた気がします。


もっとずっと簡単に言いましょう。



私は、社会人になってはじめて、世の中には「男性」と「女性」がいる
という、物凄くベーシックなことを、肌身にたたきこまれたのです。

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「今更!?」って自分でもびっくりですよ。

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コメント

1 ■私も

そうです。
私の中に蟠っていたものはまさしくそれ。

私も、就職活動をして初めて
世の中には「男」と「女」がいることを知りました。

激しく共感します。
  • 2010-12-18 19:48
  • URL
  • もも #79D/WHSg
  • Edit

2 ■Re:私も

>ももさん
就職活動のときに実感されたんですね~。
私より感度が全然高いなあ。

学生時代って本気で男女平等が信じられてるから、社会に出てカルチャーショックを受けるんですよね。
あ、「違う」扱いをされるんだって。そしてその扱いこそが違いを作っていくんですよね。

もう私は大分順応してしまいましたけど。。。
  • 2010-12-19 17:54
  • URL
  • ヨコ #79D/WHSg
  • Edit

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