我は如何にしてレズビアンとなりしか-5

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登場人物:最初の彼女=エス、男友達→彼氏=B
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そうして私はBとつきあいはじめます。


約束して、二人でご飯に行き、遊びに行きました。
彼のうちにも遊びに行き、一緒に買い物してご飯を作りました。
メールや電話、当時はメッセンジャーでもよく話してました。
手を繋いで、キスもしました。

キスは、なんだかヒゲがあたるのがヤだなあとか、
自分のグロスが彼の唇につくのが気になるなあとか、
およそ気の散ったことばかりを考えてしまうという
妙に、気の進まない行為でした。

そうして型通りの「お付き合い」を続けるうち、私とBは、
次第にぎくしゃくする回数が増えていきます。

理由は、今思えば明白で、付き合うという行為はしているものの、
そこには肝心の私の「気持ち」が完全に抜け落ちていました。
Bはそれに苛立ち、でもうまく説明できないでいた。

対する私は、何故彼が苛立つのか薄々気付きつつ、
ハッキリ説明せず、察しろなんて甘えるな、とばかり
突き放しました。

そして多分、例えはっきりBが苛立ちの原因を指摘できたとしても、
当時の私は、気持ちのないことの何がいけないの? 
付き合う時間を提供してるんだからいいでしょう。
(彼女に向けていたような)気持ちまでは求めないでよ、
と、何の罪悪感もなく、本気で言っていたでしょう。 うーん、何様だ!



私はそうやって、他の人との関係を蔑ろにすることで
エスへの気持ちをどんどん自分の中で絶対化してました。

それは要は勝手な操立てであり、あてつけでした。
つきあうということは、ほら、他の人とだってできる、
けど、あなたへの気持ちは唯一無二で比べものには
ならないの。

(だから、あなたもそうでしょう?)


いま考えると、すさまじいまでの空回りっぷりと、
仮にも友達、そして好きだと言ってくれた人に対して
失礼極まりなく、Bには本当に悪いことをしたなあと
思います。私のぐだぐだに彼の気持ちを巻き込んで、申し訳なかった。


Bとは、何度か寝ることにもなり、それ自体はそれ程
嫌でも悪くもない行為ではありましたが、積極的に
そーゆーことがしたい! と思うことはまったくなく、
結局3ヶ月も経たず、お付き合いを解消することになります。

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話は続くよ、どこまでも…



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どたばた働き、美味しいご飯をぱくぱく食べ、5歳上の彼女とのお付き合いはのんびりまったり、一緒に楽しく暮らしております。

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