我は如何にしてレズビアンとなりしか-3

はじめから読む→ 
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登場人物:彼女=エス
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「好きです」とか「付き合って下さい」とか、そんなはじまりの言葉は
なにひとつなく、それでも、高校三年になる頃、私たちはつきあいはじめました。
(その頃はそんな言葉を使って、関係を決めることはできなかったけれど)

心がくっついてくっついて、お互いを独占したくてどうしようもなくて、
体ごと引き寄せられるように近づいていく。そんなはじまりかたでした。

自分の気持ちが、女性にも男性にも何の抵抗もなく傾くことは知っていたけれど、
実際の場面に向き合ったとき、体はどう応えるのかな…? ただの耳年増なだけで、
拒否反応が出たりして。

頭でっかちだったので、そんなちょっとした「恐れ」のようなものもあったのだけれど、
私の心も体も、すんなりエスに馴染み、溺れていきました。

私は、エスに心酔しました。
彼女は私に、寄りかかった。

一緒にいた時間が、どれだけ目がくらむような幸せと感じたか。
その一つ一つはもうあまり覚えていませんが、
とにかく彼女に夢中だったし、こんな人が私を好いてくれるなんて、
夢みたいだった。

けれど、悲しい哉、付き合う時間は、時にあまり穏やかなものではなく、
エスは、時々ふとした機会に荒れ狂いはじめる感情を抑えられずに、
感情を暴発させては、その矛先を、暴力と罵詈雑言で、私にぶつけました。

私はひたすら体と心を縮め、彼女の頭が冷えるまで待って待って待って…。

頭が冷えると、エスは時に泣きながら謝り、その謝る彼女に私はキスをする。。。

そんなことが短いスパンで繰り返される状態は、正に「共依存」というのが
一番ふさわしかった。
というか、DVサイクルの典型なんですよね、コレ(苦笑。


二年半、そんな熱病にかかったような時間を過ごし、
熱疲労を起こした金属のように、あるとき、
私と彼女の関係は、ポキン、と壊れます。

エスは、好きな男性ができた、友達に戻りたいといって、
私から、次第に離れていきました。

諦められなかった私はエスともう一度緊密に繋がりたくて、
何度も何度もアクセスを試み、玉砕し、いつしか
完全に連絡は取れなくなりました。

その時は、自分の悲しみや未練で頭がいっぱいで、
何一つ冷静ではなかったわけですが、今思えば、
この私がコンタクトを諦めなかった期間、
本当に、彼女は怖かったろうな~。

私はうすうす自分が「女性が好きになれる性癖だ」ということに確信を
持ちつつあったので、親に言うことも含め、考え始めていましたが、
エスは、終始「女性を好きになる」ということには否定的だったので、
私と付き合っている時はこの関係を続けることや、周りに発覚すること、
振った後は、振った私に「バラされる」ことに、恐怖があったと思います。

さて、彼女が離れつつあった時期、私は仲が良かった男友達に
告白されます。大学二年の冬のことでした。

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段々長くなりますが、続きます。



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