遥かなる太陽の王国 その5

アルハンブラ宮殿の半日ツアーを楽しんでから、長距離バスに乗ってグラナダから港町のマラガへ。
マラガは避暑地であり、ビジネス街であり、かなり近代的な雰囲気の町で、同じアンダルシア地方でもだいぶグラナダと雰囲気が異なる。


ここで、うちの父親が何故か日本から持ってきてしまった大量の書籍が荷物量の限界を越える。
旅先でも買い足すのだから、書痴という人種はなかなかに厄介だ。


日本の家に送る手続きもわからなければ、段ボール箱をどこで入手出来るかも不明。
右往左往した挙げ句、大型デパートのイルコンテイングレスに入っているDIYショップの店員さんに身ぶり手振りでコミュニケーションをとり、なんとかゲット。

この、スペイン最大のデパートチェーンのイルコンテイングレスには、食材から何から何かとお世話になり、各町のイルコンテイングレスで、毎日のように買い物をしていた。


さて、夕食を、と町をさまようも、マラガは、手持ちのガイドブックにあまり詳しいことが載っていなかったせいで、適当な食事どころが見つからず。
そこら辺のバルにはいり、食べたエビのタパスは美味しかったけれど、あくまでおつまみ程度。
割高なホテルのルームサービスを利用することになった。


行き当たりばったりの店探しに限界を感じ始めたのがこの頃。
見知らぬ町をふらふら歩いている中で、適当にそこら辺に入って美味しい店に巡り会う、という嗅覚をあまり持ち合わせていないのが残念なのだけど、ここで世界最大のトリップアドバイザーの力を借りる、という技を身に付ける。

ここから飛躍的に外食がレベルアップしたので、食べる店の下調べは日本で以上に大事だったなあと痛感した。



次の日は、この旅の(私にとっての)最大の目的地ロンダに向かうのだが、何気なく選んだ「レンタカーを借りる」という移動手段に、この旅最大級の恐怖を味わうことになるとは、知るよしもなく、スペイン四日目が終わったのだった。


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からだとのつきあい方

不定期に、しかし何故かある程度定期的に、体調をくずす。

風邪、というほどハッキリした症状ではなく、未病とでもいうべき曖昧な不調で、くずれる。



とにかくだるくて体を起こすがしんどく、起きるとお腹が痛くなってトイレに駆け込む。
頭を起こしていると、頭や手足などの体の末端がじわじわ冷たくなるような感じがして、たまらず寝転がる。
寝転がっていると、後頭部が枕に沈みこんでいくような、平衡感覚が狂っているような感覚に襲われる。


大体は一時間くらい寝転がったりトイレに何度か行く中で少しずつ復調し、なんとか会社に行くくらいの時間には家を出る位の気力を取り戻せる。
始業時間の遅い会社でよかったと、心底思う瞬間だ。



それでも、どうしても出勤時間までに復調しないときもある。

何度か立ち上がって、自分に「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせ、口にも出し、着替えたり、メイクをするのだけど、結局頭を立てていられなくて、床に転がる。
諦めて、会社に、全休か、半休の連絡をいれる。

耳鼻科に這いずるように向かい、一通りの検査を受け、「三半規管のバランスが崩れてますね」とお定まりに伝えられ、目眩の薬とビタミン剤を受けとる。


本当にそれが効いているのかはわからないけど、大体はそれを飲んで寝ていると少し楽になり、昼過ぎ、もしくは、次の日には会社には行けるようになる。


仮病なんじゃないか、という自分への疑いにもやもやと苛なまれながら、体がオッケーを出すのを待つ時間はくるしい。




何日かそんな朝を繰り返し、いつの間にか、また普通に起き上がって朝の仕事が出来るようになる。




発生する頻度は、1ヶ月から4ヶ月に一度位。
一回の期間は大体一週間から二週間。

たしか、30になる少し手前くらいからはじまり、そんな頻度で繰り返し不調の波は訪れている。



これも、ひとつの老化なのだろうなあと思う。


次第に体調を快調に保ち続けることが難しくなる。


今までどおり、ではなく、今の体に合った過ごし方をし、足りないものは補わないと、体がシグナルを出しはじめる。
それを続けるのは無理だよ、と。



みずからを明らめ、そして諦めて、日々の体と付き合っていかねばね。




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Author:ヨコ
どたばた働き、美味しいご飯をぱくぱく食べ、5歳上の彼女とのお付き合いはのんびりまったり、一緒に楽しく暮らしております。

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