働く不安の話

「店の収益があがらない不安。
 会社の中の自分の位置への不安。
 ずっとこの会社に縛られるのかという不安。
 見捨てられるのではという不安。
 職業選択を間違ったのではという不安。

 働くということは、同時に不安を抱えることでもある」

日経ビジネスオンライン 遙なるコンシェルジュ「男の悩み、女の嘆き」より


ずっと、自信が欲しかった。
働ける自信。働きつづけられる自信。

自分をレズビアンだと思う前から、専業主婦はあり得ないと思っていた。
自分が誰からから生計を独立させていないと、誰かの意志や判断に、
自分の人生の選択権の多くを、ゆだねることになる。
そんなことは耐えられない。

丸八年間働いていて、私は働くことはそれなりに向いている、
と思っている。

けれど、思ったよりも、自信はついていない。
稼ぐ能力がある、とは、特に思えなかったからだ。
働き続けられるかは、なんだか薄氷を踏むようで、不安は全然消えやしない。


こういうスキルがあると胸を張って言えないから、消えないのか。

今の会社を辞めたら今と同じくらい稼げる仕事にはつけないと思うから、消えないのか。

雇われで働き続ける時、年齢とともにその他の選択肢がどんどん
なくなっていくことを実感しているから、消えないのか。

自分の意に沿う仕事をしていないと思うから、消えないのか。

成長している、と思えないから、消えないのか。



けれど最近、冒頭に紹介した文章に出会って、ほんの少し力が抜けた。

エッセイは、働いているけれど不安が消えないと、解決方法を求める
40代の女性にむけて、書かれていた。

「私は、しんどいことを引き受けて生きていく決意、をお勧めする。
 (中略)
 どの仕事でも、どんな人間関係でも、そのしんどさを「仕方がない、
 いずれなんとかなるだろう」くらいに緩く背負って生きていくのも方法だ。
 (中略)
 不安なあなた。解決できません。慣れましょう。」


どういう形であれ、生きていたら、あと30~40年、私は働く必要がある。
その時間の間に、あらゆることはおそらく激変していく。
安定して、不安などなく、同じように繰り返し、働けるということはありえない。
つまり、私はその期間、ずっと「不安」であり続けるということだ。

不安でいることは、まったく得意なんかじゃない。向いてやしない。
でも、向いていなくてもしょうがない。

不安であることを飲み込み、認め、付き合い続け、慣れていくべきだ。
無理に、解消しようとするでも、目をそらすでもなく。


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カムアウト前に読みたい記事の私的まとめ

ようやく週末ですね。
こんばんは、ヨコです。

さて、ここ最近連日うっかり寝不足になりつつ、
「家族(特に親)へのカムアウト」について、
つらつらと思うままに書いてきて、改めて思うのは、
個人的な体験や考えを、誰かの参考にとか、考える材料になるように発信するのって、
ほんと難しいなーってことでした。

結構直球なタイトルをつけたので、読んでくだすった方も多かったのに、残念な感じ。


なので、ここはブログオタクという我が特性を生かし(?)、
「自分のセクシャリティと親(及び家族)」というテーマについて、
私がものすごーく感銘を受けたブログの記事を、
勝手に紹介させていただいて、ここ最近のカムアウト関連記事を
ひとまず終了とさせたいと思います。


こらそこ、他力本願とか、ほんとのこと言うな。


***

まず、「レズと呼んでくださって結構」の「親とラップ」。

あのね、私コレを最初に読んだ時、超! 笑いました。

超笑って、それから、すごーくすとんと書かれてることが胃の腑に落ちました。

もう名言だらけよ。

笑って、ちょっとだけじわっとするのよ。

***

次に、これはとても最近の記事だけど、ワタクシ大好き「HEAVEN'S??」の
レズの悩みについての話2」と「若レズは根元を固めちゃいな」。

もう、なに、この超実践編! って感じです。
そして、焦るな焦るな若人よって、あったかい声が聞こえるの。
まあ、私は既に若人枠から外れているのは気にしない方向だよ。

要は、まずレズビアンとしての自分を、自己肯定出来てるのが一番大事! って話です。
カムアウトをするかしないかが、大事なんじゃないよと。

「(彼女さんが親に)言わないことで、私たちの関係を守っている」っていうくだりには、
みょーんって第三の目が開きそうになりました。後頭部とかに。

***

三番目は、私が言いたい感覚にすごく近くて、そのすごく近い感覚を、
ものすごく率直で簡明で明るい言葉で書かれていて、
激しく共感した「クッキーちゃんとエルモ」の「親にクッキーちゃんのことを言いたい理由」。

そうそうそうなの!!! って思わず手を握りしめて
言いたい言葉ばっかりで、しかもそれがすごくストレート。
言いたいことをごちゃごちゃと飾りすぎるというか、理屈っぽく書いてしまうきらいのある私には、
衝撃的にスッキリした記事でした。

***

次に、こちらは、ちょっと異色ですが、ビアンの娘さんからカミングアウトを受けて
ブログをはじめられたという「□ゆうこのへや□」の「まみーとEのきせき」カテゴリ。

娘さんからのカミングアウトから、他の家族へのカミングアウトまでのくだりは、
親御さん側からの動揺と、同じくらいの愛情が垣間見られて、なんとも言えず、
勇気づけられます。

同時に、「親も、わからないことに、とても不安を抱く」ということは、
肝に銘じて話そう、と思わせてくれる一連の記事なのです。

***

そして最後に。
私が昔から何度となく、そしてここ最近も読み返している、
親へのカミングアウトに際しての12のチェックポイント

ほんとにこれは、ぜひカムアウトを考えた時は、じっくり冷静なまなざしで
自分の心と、周りを見ながら、問いかけたいポイントばかりで、
ここから触発されて考えたことも、いっぱいあります。

ちなみに、私は4の「正しい知識」には若干の不安があるので、
ここはちょっと強化ポイント。
あとは親の体調もちゃんと見計らって、というところでしょうか。

***

以上、私がカムアウトしよう、と決めてから、幾度となく読み返している
一連の記事の私的なブックマーク作成記事でした。
これもお薦め! ってのがあったら、追加するので教えてください。

そして発信してくださっている皆様には、大きな大きな感謝を。




こういうものに敷居低くリーチ出来るから、インターネットは、
ひどく素晴らしいと思う。

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私がカムアウトした理由

前回の弟にカムアウトした記事に、皆様からとっても暖かい言葉の数々を、
いっぱい頂いてしまい、若干申し訳ないよーな気持ちになっているヨコです。
こんばんは。


あの記事に書いたことには、ひとつも嘘はないんですが、
私が弟にカムアウトしよう、と思ったそもそものきっかけは、
実は、ヒジョーに打算的な感じでした。
ので、今日はそんな話だったりします。




***


そもそも、私が人にカムアウトをしてるベースとして、「他人はそれほど人には興味がない」
とゆー考え方があります。

基本的に、私がレズビアンであることは、他人にとってどうでもいいことだと思っている、
といってもいいかもしれません。

だからさらさらと、生活に差しさわりがない範囲ではすぐに言ってしまうんですね。



その中で、私がレズビアンであることが、かなりどうでもよくないのは、
世界で唯一、両親だけだ、と思っていました。

両親だけは、私が結婚することを望んでいるし、もっと言えば、
結婚して、子供を産んでくれることを、なによりも強く望んでいます。
私がレズビアンであることは、彼らにとってはショッキングなことでしょう。

なので、私は、両親以外は、例え弟でも、私がレズビアンであることは、
わりとどうでもよかろうな、と、思っていたのです。

私と弟は、すっごく仲がいい! とか、悪い! という関係性ではないので、
私のセクシャリティに関し、それ程、感情的に思い入れはせんだろうなと。

更に、弟に、ゲイの友人がいて、ある程度は知識があることも知っていたので、
生理的な拒絶反応を示す可能性は低いと踏んでました。


そして、なにより、弟は、順調にいけば、一番長いこと、
私と血縁関係でいるであろう相手です。
親が稼得能力を失った時に、私の社会的な保証人になれる可能性が
一番高い相手です。
そして、彼は今度就職が決まり、社会的な信用を手に入れました。


よし、弟には分かっておいてもらって、いざという時には、
こいつに保証人とかになってもらおう!!



と思ったのが、言おうと思ったきっかけでありました。

そんでいざ言ってみたら、思いのほか、前述のような、
感動的な良反応で、姉ちゃん、すげーびっくり、っていう。
ええとええとこんなんでほんとにすみません。。。


***


でもね、私、思うんですが、
カムアウトってわりとエモーショナルな面で、
語られることが、多いじゃないですか。

なんで、わざわざ親にカムアウトするのか。
理解して受け入れてほしいのか。
自分がスッキリしたいだけじゃないのか、とか。

けど、自分が選ぶパートナーシップを、家族みたいに、
私的にも法的にも近しいとみなされる関係の人に
つまびらかに出来ないって、実際問題として、ものすごく「不便」です。

いざという時にっていうのが、一番よく話題にはなるけど、
特にいざと言わなくても、パートナーシップって生活のあらゆる局面に
ついてまわるもの。

仕事選び、住むところ選び、お金の使い方と、人生の行路を決めていくのに、
パートナーの存在を勘案しないのは不可能。
なのに、その存在の大半を隠したまま、家族と人生行路へのビジョンを共有をしたり、
協力してもらったりって、ほんとに、色々なとこで無理が出てくる。

家族へのカムアウトは、私にとって、この「無理」の壁をとっぱらう為に
まず、しておかないとはじまらない、と、思っていることでもあるんです。


***


前回、感情面を優先的に書いた反動のよーに、今回は、超実利主義的で、
ドライな感じになっちゃってますが、そういう意味でも、弟へのカムアウトが
大成功といっていい形になったのは、本当にありがたいことでした。



さて、次が本丸です。




前回記事に多くのクリックありがとうございました!

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弟へ

「私、家族に恋人紹介したことないじゃない? どう思ってた?」


カウンターで隣に座った弟の、横顔ではなくて、手を見ながら、
私は、慎重に切り出した。


就職祝いにご馳走するよ、といって呼び出したその席で、
もし会話がなにも向かなければ、言わなくてもいいと思っていた。

思っていたけれど、出来るなら、ちゃんと話しておきたかった。

就職が決まって、弟は、4月から実家を出ることになったから、
これを逃せば、なかなか直接話す機会はないだろうとわかっていた。

仕事のことや、将来の展望、弟の彼女のこと、そんな話をしているうちに、
「結婚はしないの?」と、おあつらえ向きに、弟は私に水を向けた。

「結婚はしないよ」と私はいった。「そっか。どうするの?」と弟はきいた。
口火を、切った。「どう思っていた?」と。


「いや、ずっと彼氏いないんだと思ってたけど」


弟の返事に、知らずにつめていた息をふっと吐き出して、笑う。


「そっか。いや、恋人はいるんだ。ずっと、何年か前からは、
 わりと途切れずにいるんだけどね。

 それは、女の子なんだよね」


弟は、一瞬黙ったのかもしれない。
けど、それは本当に、私には気付かないくらいの一瞬で、
すぐに、相槌を打つようにつぶやいた。


「あー、そっか。そういうことか」


***

それから、二人で、色々な話をした。

誰が知っているとか、彼女はどんな人だとか、どれ位付き合ってるだとか
どういうことが男女でカップルになるのと違って困ることなのかとか、
弟の彼女は勘付いていた風だったとか、弟の結婚のこととか、
将来住む場所だとか、家のことだとか。
親のことだとか。子供のことだとか。


「あの人たちにも近々言おうと思うんだけど、多分お前と違って、
 ショックだと思うんだよね」

「いや、俺もけっこう動揺してるけど…」


あら、それは御免ね、と苦笑した私に、流石にねえ、と、弟は頭をかいて
それからまた少し話を続けてから、ぽつりと、


「つまり、俺は知っておけばいいのか。うん、承知した」


と言った。


そして、それは、私自身もはっきりとは気付いていなかったけれど、
実は、いちばん、望んでいたことだった。

***

ご飯を食べて、カフェに入ってひとしきり馬鹿な話もして、
じゃね、と軽く手を振って、さらりと別れた、その日の夜半過ぎ。
弟から一通のメールが届いた。

「今日はいきなりで動揺したけれど、姉ちゃんがひとりじゃなくて
 淋しくなくてよかったという結論に達しました」

そして

「特に気負わないでいいんじゃないの。なるべく早い方がいいと思う」

***


君が。


豆粒みたいに、小さい頃から知っている君が。


小さい頃はよく壮絶な喧嘩をして、大きくなってからは
マンガと小説の話しか、お互いとはしてなかったような君が。


知らないが故のばかげたような質問も、想像のない無神経な言葉も、
本当に、本当に一切なくて、まさか一番、欲しかったことを、
知らしめてくれるだなんてね。
ねーちゃんはちょっと泣きましたよ。

君が言った言葉は、「わたしのこと」を話す時に、いつも心の底で望んでいたこと。

理解してもらうとか、受け入れてもらうとか、私では最終的には、
いかんともしがたく、口をはさむ気もない、うけとる人たちの内面のことではなく、
私は、まず一番先に、伝えたい。ただ、知ってもらいたい。
わたしが、いかなるかを。

そしてそれを両親に伝えることを、彼らの子供という立場において、
唯一無二の同じ存在である君が、肯定してくれたのは、
どれだけ力づけられることだろう。

はじめてかもしれない。私は、「本当に言ってよかった」と思ったよ。





私が幸せだと、知ってくれて、ありがとう。







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ほったらかし温泉

春のデート記録を、ついでにもうひとつ。


期末追い込みで、顔色がどす黒かった3月後半。

それでも遊ばないとやってられないわー、旅に出たいわー、ということで、
レンタカーを借りて、日帰り温泉にいってきました。

目的地は、「ほったらかし温泉」。

富士山と甲府盆地を眼下に臨む絶景が有名な露天温泉で、
そのインパクトのある名前は、
「特に構いもしないから、お好きに入っていきなさい」といった風情の
営業姿勢からきているとか、
その昔、土地から温泉がわいたというのに、時の領主は、
特に整備して客を呼ぼうとするでもなく、ほったらかしたからとか、
色々な謂れがあるようです。


その日はちょうど春霞の空で、晴れすぎず、曇りすぎずの
ドライブ&露天風呂日和。


車を走らせてほどなく、山梨に到着し、昼食には、風情のある日本家屋のお店で、
名物のほうとうを頂きました。



庭の梅がきれいで、食べ終わった人が散策したり、縁側に腰かけたりしていて、なんとも長閑。




腹ごしらえがすんだところで、いざ、ほったらかし温泉へ。

ナビがうまく誘導できない場所にある、と、ネットで評判だったので、
かなり警戒して地図を構えてたんだけど、思いの外あっさりと到着。



ほったらかし温泉には、富士山を真正面に臨む、ひなびた雰囲気が人気の「こっちの湯」と、
広々、眼下に夜景が広がる、新しくて綺麗な「あっちの湯」があるので、
どちらにはいるか、ぎりぎりまで悩みます。

この日は、富士山が白く霞みながらも見えていたので、こっちの湯に入ることに。

風が強くて、少し寒かったものの、景色がほんとに素晴らしくて気持ちよかった!

こちらはあっちの湯方面の景色ですが、温いお湯に浸かりながら、
木造のお風呂の縁に顎を乗せて、こんな感じの景色を眺める気分は最高。

ぽけぽけとノーガードで浸かっていたら、高地の強い紫外線に、
しっかりやられましたが…。


お風呂からあがって、お約束の瓶の珈琲牛乳と、名物の温玉揚げを頂きます。

温泉卵を揚げたシンプルなおやつなんだけど、かじるとさくっとした衣から、
とろっと黄身が溢れて、ちょっと強めの塩気がうまーい!!


すっかり満足して、山を降り、道の駅的な地方の物産館や、
ぶどうの丘で土産をお買い上げしつつ、渋滞に巻き込まれつつ、
私は助手席で爆睡しつつ(最低です)、帰宅の途についたのでした。


この日は寒すぎず暑すぎず、ほんとベストな日和だったなー。
ほったらかし温泉は、春がおすすめです!


今度は近くで宿をとって、夜景も見てみたい。

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「クルミドコーヒー」

雨上がりの晴れた、うららかな春の休日に、ちょっと遠出して、
あおちゃんが前から気になっていたというカフェに行ってきました。

新宿から中央線で、うとうととオレンジ色の電車に揺られて、
下ること30分、西国分寺駅を降りたところすぐに、その店はありました。



クルミドコーヒー


中は、高い天井まで一杯の広い窓から差し込む光が気持ちのいい、
いかにも、くつろげる空間。

店内は木造りで、大きな時計も、釣り下げられたアルミの照明も、
何色かに塗り分けられた羽目板の壁も、木細工に貼られたメニューも、
絵本が飾られた棚も、なにもかも洒落てるのに暖かくて味があって、落ち着けて、
なにより「物語」を感じます。


窓際の席に腰かけると、目の前にはクルミ割りとクルミ。
なんと、クルミが食べ放題。


ちょっと力をいれると思いの外、かるくぱりぱりと割れるクルミ。


春のサンドとケーキを二種類、コーヒーを頼んで、あおちゃんとシェア。


春のサンドは、玉ねぎのマフィンで、ニンジンサラダとコールスロー、ベーコンが挟まれてます。
優しい甘味で、おいしい!




ケーキはイチゴクリームとアイスサンド。
アイスは木の実と桜。春づくし。


美味しい珈琲を味わいながら、のんびり過ごす、至福のひととき。

でも、楽しみにしていたあおちゃんは、口内炎がひどくて、なにかと
沁みるらしく、かわいそうでした。またこようね。


お腹がいっぱいになったところで、腹ごなしと、散り際の桜の下を、
一駅分お散歩。

最近は、週末ごとに、なにかとばたばた予定が入っていたので、
久々の二人きりでゆったりたっぷり過ごせる週末を満喫です。


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花の季節に

桜が咲く季節はわくわくしますね。

今年は日の並びも天気もよくて、週末に色々なところで桜見ができたので、
その写真をば。
ひたすら、桜の写真の日記です。


土曜日の朝。
あおちゃんのうちの近くの桜並木の坂を二人で歩く。



青空がまばゆい。

夜は料理人さんを我が家に招いて、春のご飯。
料理人さん渾身のメニューは、
・あぶりホタテと春野菜のサラダ ブルーベリードレッシング
・鰆のプロバンス風
・春野菜の天ぷら
・桜色の豆ご飯
・小蕪のゆかり和え
と豪華絢爛!



写真はサラダ。ブルーベリーの色が綺麗。

ご飯の後は、帰る友人を見送ってから、あおちゃんと二人、
近くの公園で夜桜見物。この日はものっすごく寒かった!!



月に桜。



日曜日は、友達と、その友達と、自由が丘の桜祭りへ。
一応セクシャルマイノリティつながりの友人なんだけど、
ひたすら食べ物と仕事の話で盛り上がるのが楽しい。

そして、好きな友達に紹介される友達はやっぱり楽しい人で、
初対面でも会話が弾む。




満開に花開いた桜の枝が、目の前にさしかかる
絶景のバルの二階で一休み。

その後、お伺いした、友達と旦那様のおうちは、とっても落ち着ける
素敵なおうちでした。かなりうらやましくなったなー。特に本棚。


そして昨日。
今日雨が降り風が吹き、花が落ちると聞いて、あわててお昼休みに、
新宿御苑まで足をのばしました。


暖かい春の昼下がりに、御苑は平日とは思えないくらい人でいっぱいでしたが、
広い園内は、騒がしく混みあっていることはなく、ゆったりと桜を堪能。



しだれる桜。



花びらがきらきらと光を受けながら舞い落ちる。
春爛漫。



咲き染めの桜も、散る桜も、それぞれに風情があって好きだけれど、
満開の桜は、やっぱりなんだか、すこし怖いような迫力があって、
死体が埋まっていると書き記した人の気持ちもわかるのです。


こんなにも魅入られたように、桜を写しとろうとしてしまうのは、
桜の魔力です。



完全に春到来ですね。

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いまさら雛祭りプチオフのこと

基本的には、流れ去る日々の「いま」を書きとめておくのが、この雑記ブログの
あるかなしかのかそけき信条なので、ネタは、新鮮なうちに放出したい。

だけども、遅筆が災いして、これは書こーと、ネタ箱に放り込んだまま、
いつの間にか、時過ぎ去り……ふと気付いた時には、ネタは箱の底で完全に
黒くひからびちゃってたりします。

そういうネタは、いまさらお出しするのも、どうにもなんだかな、と思い、
そぅっと廃棄する、というのがよくあるパターンではあるのですが、
(仕事のTODOリスト、あるあるのよーだ)そんな、時による風化、という恐ろしい
取捨選択の中でも、生き残ったネタを、本日はつらつらと思い出し書きます。


ハイ、激しく言い訳がましい枕ですみません。

オカマの日を過ぎて、今更ひなまつりもないもんだという、
もっともなツッコミは、あえてスルーです。


さて、今をかろやかに去ること1か月前の3月の頭、「カップルヌードル」の
桃さんハチさんカップル主催する「プチオフ会」に、参加させていただいてきました。
8月のオフ会以来ですね。こんにちは!


実は8月のオフ会は、はじめ東京で開かれて以来、名古屋、大阪と日本を縦断しながら、
どんどこ雪だるま的に大きくなり、大阪では30名が参加する大規模オフ会に
育っていたんですが、私、ことごとく仕事で参加できず。。。

オフ会のぐるっぽでは完全に幽霊部員と化していたのですが、そんな微かな
存在を忘れることなくお誘い頂いたお二人には感謝感謝です。


まずは銀座に、ランチを食べるメンバーで、集合。

集まったのは、主催のお二人、「はれのひ・あめのひ・くもりのひ」のみきはうすさん、
ぼちぼちいこか~」のringさん(はじめまして!)、そしてちょっと遅れて、
彼女と彼女の日常風景」のmiminoさん。

計6名。


大事なことなのでもう一回言いますが、私が参加したのは「プチ」オフ会です。
そして、このオフ会の述べ参加者数が10名を超えていたのは、
多分気のせいなんでしょう。


miminoさんがちょっと遅れてこられるということで、先に集まった5人で、
みきはうすさんオススメの素敵なレトロ喫茶店「YOU」に移動。
そして、迷うことなく、全員、オススメのオムライスを注文。



みて、このつややかさ。
スプーンで卵の真ん中を切っていくと、とろんとろんの卵が、
ケチャップライスを覆います。

そんなつやつやとろとろオムライスに集中し過ぎていたせいか、
素敵喫茶店の中で、引っ越しを考えていらっしゃったみきはうすさんに、
3月はやめておけ~~、と念仏のように唱えていた記憶しかありません。
いやだわー、職業病って。


あとは、次の日が誕生日のハチさんと、同じく誕生日が近いみきはうすさんの、
セルフ誕生日会オフということだったので、あおちゃんオススメの
西光亭のクッキーを押しつけてたら、同じタイミングで、
桃さんまでハチさんにあっさりとプレゼントをあげていて、
衝撃を受けたりしてました。ハイ。
そこで渡すんでいいの?!


満腹になったところで、新宿に移動してカラオケパセラへ。


ここは、部屋が綺麗で、複数のカラオケが入ってるので曲数が抜群に多いのと、
レストランが併設されていて注文できるものが美味しいのが、ポイント高し。

カラオケっていつも行かない人と行くと、色々な歌が聞けていいですね!

特に、今回参加されたみなさんがお上手だったので、楽しく聴いて、
私自身もAKBだのRADWIMPSだの椎名林檎だのGOGOだのを、なにに気遣うこともなく、
好き勝手に歌っていたら、あっという間にタイムリミット。
ひとりお先に失礼したのでした。

他の方々は、そこから、夕方から参加の方々と合流して、
どろぶねに行き、ビアンイベントに参加され、と
えらいこと長尺な楽しいオフ会は更けていったとのこと。
バイタリティあるなー、ほんと!
前半にしか参加できなかったのですが、十分楽しめました(笑。

というわけで、大変大変大変遅くなりましたが、遊んでくださった皆様、
ありがとうございましたー!



ネタも干からびずに、ちゃんと醸されて熟成するならいいのにね。

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春の嵐に、決めたこと

天気予報を見たときから決めてた。

今日は、チームの子たちを早く帰そう。

***

うちのチームは皆がばらばらと、近県から一時間以上かけて通ってくる。

昨年の9月、大きな台風が関東に上陸した日、天気予報は朝からずっと、
超大型の台風が、東京を直撃すると言っていた。

昼ごろに、だんだん雨が激しくなってきた頃も、予報は変わらず、
むしろ、ますます状況は悪くなっているようだった。
その頃、まだ電車は動いていた。

三時を過ぎて、まるで強い波が打ちつけてくるように、雨がオフィスの窓ガラスを洗い、
雨に霞んだ窓から下を見下ろすと、逆巻く風に色々なものが吹き飛ばされて
広い道を、かろやかに転がっていくのが見えた。

これは相当まずいなーと思っていたら、次々に電車が止まりはじめ、
その頃になってようやく、会社から正式に早期退社勧告が出た。

いやいや、おっせーよ!!! って、心底思ったけど、
すぐに、むしろ、そんな命令を待っていたのが間違いだったと思い直した。

チームの子の自宅の状況を把握していた私が、率先して帰れるうちに
帰すべきだった。

結局、いつ帰れるのか、なかなかわからないまま、夜はどんどん更けて、
ようやく電車が動き始めた時には、11時を回っていた。

明日も、会社に来させるのは、申し訳ないと思った。

***

今日は、朝から役員に打診して、昼過ぎには、帰すことに決めた。
電車がとまらなくても、とまらなかったね~と明日笑えばいいんだから。

結果、全員、少し時間はかかったけど、無理のない時間に、家にたどりつけた。
夕方頃、無事帰れましたーって、明るいメールが次々届いた。
人が少なくなったオフィスで、電話対応でばたばたしつつも、
ほんとよかったーと、胸をなでおろした。
私も定時には会社を出て、ふつうにうちに帰った。

***

仕事の上で、成長しているとかいないとか、漠然と考えていると
よくわからない。残念ながら、自信もいまだに、あまりない。
もう8年以上働いてるのに。

プロってなんだろう。
軸ってなんだろう。
「出来る」ってどうやったら「出来る」ようになっていけるの?

暗中模索もいいところだけれど、ひとつひとつこうやって
「自分で決めて、人に動いてもらって、そのことに対して責任を取る」
ことの学習は、こーんな小さなことからでも、できるんだから、
そうやって自分をなんとか訓練していくより、ないんだろう。


そして私も、だらだら長い時間の仕事に耽溺するんじゃなくて、
少し仕事を早くして、日々早く会社を出て、本を読んだり、
何か考えたり、それをまとめたり、ご飯を作ったり、家事をしたり、
ゆっくり風呂に入ったりする、時間の余裕を作ろう。
その方が、長時間仕事をするよりも、仕事を、変えていける気がする。


思いがけない早帰りに、そんなことを考える機会をもらったのでした。



これを読んでいる皆さんが、無事におうちに帰れていますように。

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言祝ぐ春

春めいてきましたね。


まるで実のように、枝の先で日に日に赤くふくらんでいく蕾から、
白い花弁が零れおちるように、花が咲く季節。

春、という、穏やかでうららかな響きとはうらはらに、
雨交じりの強風がよこなぐりに吹きつけて、電車をとめる天候の中、
友人の結婚式に行ってきました。


友人は、会社の元同僚で、彼女が辞めるほんの一時期だけ、
一緒の部署にいました。

仕事にもお客様に対しても真摯で、真剣で、真情と根性があって、
天真爛漫で、愛情にあふれていて、会社でもとても好かれていた彼女。

その彼女が、うちの会社を辞めて教師になる、と決めた時、
ああ、天職を選んだんだな、と思ったものです。


そんな彼女と、彼女にとても似合いの相方さんとの結婚式は、
奇をてらっているわけではなく、むしろとても格式ある式場で、
かなりコンサバティブな形式の披露宴だったのに、
はしばしに、二人の人柄があふれて、とってもユニークで、
終始温かい笑いに溢れた、とってもいいお式でした。


ノンケでもゲイでも、見ているだけで、なんだか、
しあわせな気持ちになるカップルって、いますよね。


お互いが、お互いを、とても大事に思っていて、
波長が合っているようで、二人が一緒にいる雰囲気が心地よくて、
安定しているんだなって、伝わるカップル。


20歳前後から、結婚式に呼ばれはじめて、十年くらいたちます。
参加する機会が増えるにつれて、20代後半ごろからだったか、
結婚式は、相手の幸せを、心底祝いたい人の式にしか出ないと決めました。

私がもし、私の好きな人との結びつきを、公的に祝ってもらうような場があれば、
ぜひそこに来てほしいと思うような人たち。


だからこそ、というのは、ただの私の勝手なんですが、その参加した式では、
ぜひとも、友達は、この人の隣にいられて、ほんとに幸せそうだなー、と、
伝わってくる場であって欲しいなと思う。

もう、形だけキレーに整えた形式的なものはいいのです。見たくない。いたくない。
友達が、せっかくのハレの場で、ちっとも幸せそうなことが伝わってこなかったら、
なんだか果てしなく疲れるし、哀しくすらなってきてしまう。

ただ、この人といて、ずっと一緒にいるよって誓えて、しあわせだ、って顔が
みたいって、そう思います。


彼女は、まさにそんな雰囲気で、これから来る春に先駆けて花咲くように
終始幸福そうに笑っていて、私はすっかり幸せな気持ちになったのでした。



きみと、好きな人が、百年続きますように。

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プロフィール

ヨコ

Author:ヨコ
どたばた働き、美味しいご飯をぱくぱく食べ、5歳上の彼女とのお付き合いはのんびりまったり、一緒に楽しく暮らしております。

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