8回目のお祝いの時間

先日、8回目の誕生日のお祝いにご飯を食べてきました。
早い早い! 光の速さで時が過ぎ去ってくわ…!


回も重なると、お祝い事の儀式もたいがい習慣化してくるもので、誕生日ディナーは「誕生日直近のおやすみの日に、お互いが選んだお店に連れていく」のが定番となりました。

プレゼントは、もう完全にリクエスト制に移行。

品物をお互いにがっつり指定します。
サプライズ、なにそれオイシイ?

(といいつつ、去年はあおちゃんが大台にのった祝いだったので、サプライズで旅行に連れ出して、だいぶ目を白黒させましたが…)


今年私が選んだ店は、私が会社の人に連れてきてもらった際、「ここは絶対にあおちゃん好きだ!」と確信した、お米にこだわっているお店「心米」。


話が少々脱線しますが、あおちゃんはほんとーにお米が大好き。
とくに白米愛がすごいです。

一昨年は、こだわりの炊飯器を求めて、評判を調べまくり、最終的にコレと見定めた「よい炊飯器」について、半年近くの値段推移をじっと伺い、「ここだ!」というタイミングで、購入を家計会議に打診。
そんな用意周到さに、私に否やがあるわけもなく、件の炊飯器は我が家で大活躍してくれています。


閑話休題。
当日は、お店に行く前に、近くの評判の良いパティスリー「ア・コテ・パティスリー」にお連れして、誕生日用の甘味をセレクト。
こんなところももうだいぶゆるゆるですね。
季節物でマロンケーキとマロンクッキー、定番でフィナンシェを買いました。

ケーキ屋からお店までは少し距離があり、あおちゃんは、ちょっと疲れが溜まってか体調が優れなかったのですが、タクシーはいらないというのでのんびり歩いて、来店。

お店の話は前からしていたので、「あ、ここ? やった!」と、驚くとともに、最初からテンションを上げてくれてほっと一安心。
素直な人なので、喜びのリアクションは素直に受け取れるのがありがたいですね。

コース料理を選んだのですが、何か運ばれてきて口にする度に、「めっちゃ美味しい…!」「あまーい、おいしーい!」と終始とても喜んでくれるあおちゃん。
その度に、別に私が作ってるわけでもないのに「よかったー」「ありがとー」と返す私。
返し方、ちょっと間違ってないか…。

心配していた胃腸も、帰る頃には「なんか元気になったー!」といい、今回のセレクトは、「フレンチやイタリアンも美味しいんだけど、やっぱり和食が一番って思うんだよね」とか「いい素材を丁寧に使ってる感じだよね」とか、「美味しかったし、ひとつひとつの量がすごくちょうど良かった! 少なすぎず多すぎず」と満点。

犬が家族に増えて、外食の機会がぐっと減った我が家。
私のご飯を美味しく食べてくれるのももちろんとても嬉しいのだけれど、それはそれとして、美味しいものも、美味しいねと言い合う時間も、その笑顔も大好きだから、「ちょっとトクベツな美味しいもの」を食べに行く時間は、ある程度定期的に持ちたいなと思う夜でした。


【お品書き】
・自然栽培のお野菜を使ったお浸
   吉野本葛の薄餡掛け 酢橘を絞って
    ズッキーニ 茄子 南瓜 オクラ ミニトマト 蓴菜
・北海道産とうもろこしの掻き揚げ
    最高級太白胡麻油100%使用
・お椀 松茸 蓴菜 三つ葉
  放し飼い有精卵のかき玉仕立て
・特選お造り
  島鯵 炙りキンメ 鯛
・馬鈴薯のクリームコロッケ
  無添加塩水馬糞雲丹のせ
   鰹出汁の葛餡掛け
・特選松坂牛ランプの低温しゃぶしゃぶ
    ポン酢 クレソン 柚子胡椒 鬼おろし 九条ネギ
・北海道噴火湾産天然銀鮭炭火炙り
・土鍋炊きごはん二種(夢ごこち・コシヒカリ)
・赤出汁
・甘味(完熟マンゴー100% シャーベット)

心米



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ヴァーチャルでリアルなわたしの話


「リアルの知り合いには、共働きで同棲しているレズビアンカップルがほぼいない」



その発言を目にしたのは、何気なくツイッターのタイムラインを追っている時だった。


だいぶびっくりした。


思い出したのは、この記事を書いた時のこと。


でも、そうかもしれない、と思い直した。



私は不可視だ。

そして誤解を恐れずにいうなら、わたしたちは、不可視だ。


いくらブログを書いていても、ツイッターで呟いていても、幻のようなものだ。


フツーに会社に行って、顔を合わせ、話し合い、笑い合い、何気ない会話をする、私たちの日常。

その圧倒的なリアルの中で、例えば同僚の配偶者がいま風邪を引いているとか、子供の運動会があって日に焼けた、という事柄は、いとも自然に共有される。


けれどそれと同じように、私が同性のパートナーとFtMの友人と台湾フェスに行ってきたよ、という事実が共有される機会は、たぶんとても少ない。



私自身は、たしかに共働きで一緒に暮らす女性同士のカップルを、リアルの手触りを持って知っている。幾組も。


それは、ブログを介して実際に知り合った人たちがそうであったり、掲示板やイベントで出来た友人がそうなっていったりしたからだ。


何も意識せずに、もしくはキッカケなく、暮らして、そういう存在を見出せたか、といえばおそらく難しかった。



それくらい、まだまだ不可視だ。



見えない存在は、見えない人にはないのと同じだ。



ないものに共感する人はいない。
ないものを大事に思う人はいない。
ないものを選べる人はいない。



私はここに、日常を、思うことを、味わったものを、過去を、徒然にきれぎれに書き留める。


そして私は、話し、食べ、働き、学び、笑い、眠り、遊ぶ、リアルを生きながら、周りのひとに私がどういうひとをパートナーに選ぶかを伝える。


そのふたつはゆるやかに繋がっていて、どちらもが、見えない私ではなく、見える私として、より楽に息をするために必要なことだ。
私にとって。


日常的に当たり前に、けれどくっきりとした輪郭を持って、私は私を可視化していきたい。


あなたにも。



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「ベター・ハーフ」@本多劇場

あおちゃんに教えてもらって、下北沢で舞台を観てきた。


演目は、「ベター・ハーフ」。
http://betterhalf.thirdstage.com


普段こういうところに全然アンテナを立ててないので、舞台のことを知ったのは公演が開始する直前。


出演が松井玲奈で、片桐仁で、風間俊介で、作演出が鴻上尚史で、なんて、豪華すぎて、今更チケット買えるの?! と思ったが、毎日前日の12時に当日チケットが必ず売り出されるという素晴らしい仕組みにより、観ることができた。


ライブのエンタメは、知るタイミングが遅いともう観れないってのが当たり前だから、とても嬉しい。


4人劇で、中村中がでている、というのも当初から気になってたのだけど、観終わってみれば彼女が一番印象に残った。
あんな素晴らしい演技をするのね。


ひさびさに舞台らしい舞台を味わえて、深く満足。


ベタすぎるようにも感じるタイトルに、奇を衒った設定、のようでいて、物語のメッセージはものすごーくストレート。


そのストレートなメッセージを、テンポのいい演技も笑いも、印象的な音楽も歌もパズルをモチーフにした舞台美術も、演出も、もう舞台で使えるものをフルフルに使って、そしてまっすぐに届けてくる感じ。


役者の演技が、みんなすごく達者なんだけど、達者である以上の真剣さがびしばし伝わってくる。


笑えて、泣けて、感じて、観た後に深く満足が残る。


ああ、こういうのはほんとに好き!



東京の千秋楽までにもう少しあるから、もっかいくらい観たいなあ。



今回は愛知も、福岡も、大阪も回るようなので、ちょっと気になるって感じて、かつ、タイミングが合わせられそうな方は、ぜひ観に行かれること、おすすめします。


観に行ってみようかな、と思われた方はぽちっとな(久々ワード)

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すくいのことばによせて


   例えば、今私が死んだら
   人はどう思うでしょうか。
   「まだ34歳の若さで、可哀想に」
   「小さな子供を残して、可哀想に」
   でしょうか??
   私はそんなふうに思われたくありません。
   なぜなら、病気になったことが、
   私の人生を代表する出来事ではないからです。


   BBCに寄せられた小林麻央さんのコメントより



彼女の死にまつわる報道の多くは、私を苦々しい気持ちにさせた。

愛する人の死に、身を裂かれる思いの家族を、衆目の前にひきずりだし、心境を語らせようとするその行為は、あまりに非人間的に感じた。

けれど、あるテレビ番組でこの彼女のコメントが読まれた時、言葉はどんっと私の胸に飛び込んできた。涙が溢れた。


この言葉に出会えたことに感謝した。




ここからはかなり長い話になる。

あまり、愉快なたぐいの話ではないことだけ、先に断っておく。

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わるい生活

漢方を飲みはじめたのを契機に、群ようこの「ゆるい生活」という漢方生活をえがいたエッセイを読んだ。


部屋に置きっぱなしのその本のタイトルをみたあおちゃんが「これ、何度か『わるい生活』に見えてさ」と笑う。


「なにをわるいことをしようと思っているのかと思って」


「わるいことにはあまり縁がないねえ」
という私。


「確かに。
わるいことのレベルが道にゴミを捨てるくらいで、しかも『あ、やっぱダメだ』っていって拾いそうだよね」

小市民だね、とあおちゃんがまた楽しげに笑う。


まあたしかに道にゴミは捨てませんけども。


この人にとって私は、つくづく善良な人に見えているんだなあ。



自分の真の善良さが如何なるものかは知らねども、どうかこの人の目に映るような自分であれかしと思う。



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ヨコ

Author:ヨコ
どたばた働き、美味しいご飯をぱくぱく食べ、5歳上の彼女とのお付き合いはのんびりまったり、一緒に楽しく暮らしております。

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